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瀧瑞季乃の気ままな絵日記°+* イラストや呟き等色々載せるので、見て楽しんでいただければ幸いです(*´ω`*)

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これは私が実際に見た夢の話です。
 私は、運動などをしてドッと疲れたときに必ずと言って良いほどの確率で怖い夢を見ます。
 その夢を見る直前には、妙に胸騒ぎがします。
 『何か良くないものが近づいている』
 すると、 廊下から「ヴうぅぁぁ……」という呻き声とともに、のしのしと足音が聴こえる。
 そして、ドアが開いて誰かが部屋に入ってきました。
 私は目を開けて現実に戻ろうとしました。
 ですが、時すでに遅し……
 目を開けるとそこは、確かに私の部屋なのですが、何か違います。
 真夜中なので、黒または紺色?のはずが、部屋全体が赤黒いのです。
 起きようとしましたが、体は金縛り状態でピクリとも動きません。。
 叫び声をあげその声で目を覚まそうと考えましたが、声が出せないのです。
 どぅしよう…
 暫く何度か出せない声を出来るだけ絞りだして叫びました。
 『早く起きろ、起きろ……!!』と念じながら。
 すると、ふっと金縛りが解けて体が動くようになりました。
 部屋は赤黒いままですが。
 暫く呆然としていると、リビングから話し声が聞こえます。
 時間を見ると4時過ぎ。
 親は6時に起床するので、こんな時間に起きてるはずがない……
 だが私には心の余裕がない。
 こんな怖い夢は、親に話して早く忘れたい。
 そう思い、部屋のドアを開けてリビングに向かいます。
 すると、電気もつけず真っ暗な中砂嵐をじーっと見ている父親。
 それと首が異様な角度に曲がった状態で料理する母親。
 そしてお母さんは何処を見てるのかわからない状態で私に話しかけました。。
 「どうしたの……こんな時間に……」
 「ここに居ていい?怖い夢見た……」
 母は聞いているのか聞いていないのか、わからないが、話を続けた。
 「私の部屋に誰かいる……
 部屋の雰囲気もおかしい。
 なんか、気味悪くて……」
 お母さんは暫しの沈黙のあと、相変わらず何処を見ているのかわからない状態で口を開く。
 「何言ってんの。 今更……」
 「……え?」
   「……私達はまだ寝てるの、話はできない。」
 その瞬間、私ははっと目が覚める。
 おかしい。リビングに居たはずなのに部屋で寝ている。
 部屋全体は先程と違い紺色だ。
 今は夜中。これが本来の色。
 良かった……
 安心していると、また眠くなってきた。
 だが、今の今まで怖い夢見ていたのだ。
 暫く寝たくない……
 しかし、目を開けてるつもりがどんどん瞼が下がる。
 “いけない……!!“私はカッと目を開く。
 すると、また部屋全体が再び赤黒くなった。
 声も聞こえる。
 "ここに誰か居たぞ……さがせ……"
 見つかったらやばい……起きよう!!
 "覚めろ……覚めろ……覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ……!!"
 瞬間、赤黒かった部屋がまた紺に戻り、私は1度起き上がる。
 そして落ち着いてから、再び眠りについた。
 私はそれを母に相談しました。
 母は怪談話は興味がなく、最初は下らないと流していましたが、私が「あんな夢は体がドッと疲れるから見たくない……」と言うと、本気で怖い夢を見ることを嫌がってるのを解ってくれて、盛り塩をくれました。
 しかも大量に……(笑)
 さすがにそれだけ盛られた効果があってか、ここ数週間は怖い夢を見ていません。
 寧ろ、これも効果の内なのか楽しい夢をよく見るようになりました。

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